環境文明21ブックレット
環境新聞ブックレット
脱炭素社会のためのQ&A-気候変動を乗り越えて
環境新聞社、2019年
定価 1,000円(税抜、送料別)(在庫あり)
2015年12月のパリ。気候変動対策を話し合う国連会議の場で、世界史の転換点となるパリ協定が採択された。世界共通の長期目標として、産業革命以前の地球の平均気温からの上昇を2℃より十分下回るように抑え、1.5℃に止めるよう努力する。そして、この目標を達成するため、早期に世界の温室効果ガスの排出量を頭打ちにし、今世紀後半に実質的にゼロにする。このような極めて厳しい目標が協定文に書き込まれた。
強力な台風や豪雨、干ばつ、山火事など気候変動による影響が世界各地で深刻化している。こうした気候異変を前に、我々の社会を持続的に継続していくには、これまでの「低」炭素化では足りない、「脱」炭素化に向かうしかない。
2050年以降の今世紀後半まで、残る時間は30年ほどしかない。このような短期間で「脱炭素」は本当に可能なのか?本書は、多くの人が抱くさまざまな疑問に答え、その道筋を示す一冊。
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(内容)
- Q 世界が急に「脱炭素(脱化石燃料))」社会を目指して動き出したのはなぜ?
- Q 脱炭素社会と低炭素社会はどう違うの?
- Q 脱炭素社会に向けて市民ができることは?
- Q 石炭は天然ガスや石油と同じ化石燃料なのに、なぜ悪者扱いされるの?
- Q 米国のパリ協定からの離脱が世界の気候変動対策に与える影響は?
- Q 日本で再生可能エネルギーの普及が進まない原因は?
- Q 地球温暖化で北極や南極の氷が解けると言われているがその影響は?
- Q 日本でもデング熱やマラリアなどの熱帯気候の病気が拡大するのは本当? など
環境と文明ブックレット8
生き残りへの選択~持続可能な環境文明社会の構築に向けて~
NPO法人 環境文明21、2013年
定価 500円(税込、送料別)(在庫あり)
私たちが探求すべき社会は、有限性の認識のもと社会の持続性と豊かな人間性を指向する社会、すなわち「環境を主軸に据えた持続可能な社会=環境文明社会」であると定義し、これまでの蓄積を活かしながら、環境文明社会のあるべき姿やそこに至る戦略や方策を提案としてまとめています。
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(目次)
- はじめに
- 第1章 「環境文明社会」って、なんだろう?
- 第2章 なぜ「環境文明社会」なのか?
- 第3章 「環境文明社会」が目指すもの
- 第4章 「環境文明社会」の暮らしと実現策
- あとがき
環境と文明ブックレット7
日本を元気にする温暖化対策 ~加藤三郎の主張(2009~1993年)~
NPO法人 環境文明21、2010年
定価 300円(税込、送料別)(在庫あり)
「化石燃料などの温室効果ガスを排出する物質の大量消費が続く限り、気温の高温化などに伴う気候変動は止まらない、その基本メカニズムは、科学が明らかにした通りである。しかも、地球の気候システムがもっている巨大な慣性力の故に、たとえ賢明な対策を人類社会が一致して取ることが出来たとしても、この変動は少なくとも今後数世紀は続くと科学者は警告している。このことは、人類社会が、人間にふさわしい形で存続を続けようとするならば、今後、超長期に亘って、温暖化をもたらさない、文明社会に創り直してゆくしか他に選択肢はない」。共同代表加藤三郎が『風』に綴った情熱、16年分を一冊にまとめました。
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(目次)
- はじめに
- 2009年 ~ 1993年
環境と文明ブックレット6
持続可能な交通をめざして -クルマ社会を変えよう-
NPO法人 環境文明21、2002年
定価 1,000円(税込、送料別)(在庫あり)
わが国の自動車保有台数は現在、約7,700万台。その莫大な数の自動車は、私たちの生活を便利で豊かなものにしている一方で、非常に大きな問題ももたらしています。深刻な交通事故の被害はいうまでもなく、大気汚染や騒音・振動などの環境問題と健康被害を引き起こし、さらに、わが国のCO2排出量の約2割を自動車が占めるなど地球温暖化にも関わっています。現在のクルマ社会は持続的でなく、すでに行き詰まっています。本書は、NGOメンバーによる独自の調査と海外の先進事例を踏まえ、行き詰まった現代のクルマ社会を持続可能な交通へと転換していくための方法を提案します。
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(目次)
- 持続可能な交通の実現に向けた12項目の提言
- 第1部 クルマを環境にやさしく
- 第2部 マイカーだけが交通手段じゃない
- 第3部 交通規制をもっと厳しく
- 第4部 持続可能な都市・交通を考える
- 第5部 市民の理解と参画が大切
- 第6部 地球温暖化防止のために
- 資料編 ドイツの"クルマを持たない団地"プロジェクト ほか
環境と文明ブックレット5
これからの環境NGO―欧米から学んで―
NPO法人 環境文明21、2001年
定価 750円(税込、送料別)(在庫あり)
持続可能な社会を築くために、市民・NGOといった新しい力に大きな期待が寄せられおり、実際に欧米社会では、環境NGOが社会の一員として、持続可能な社会づくりに大きな役割を果たしています。NPO法人環境文明21では、過去2回にわたり、欧米のNGO活動の実態、NGOを取り巻く市民意識、NGOの政策形成過程での参加の制度やNGO関連の税制、さらにはNGOと企業との連携など、様々な角度から、主に環境NGOが社会的影響力を持ち得た要因について、海外調査を行ってきました。このブックレットは、これまでの調査結果をとりまとめたものです。
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(目次)
- 1)欧米でNGOが力を持ち得た要因
- 2)日本の環境NGOが発展するために今後必要なこと
- 3)欧米の環境NGO活動事例
環境と文明ブックレット4
食卓から考える環境倫理―日本の食卓を取り戻す―
NPO法人 環境文明21、2001年
定価 1,000円(税込、送料別)(在庫あり)
NPO法人環境文明21内の「環境倫理の会」では、1998年夏より「食と環境倫理」をテーマとして、環境倫理の実践編づくりに向けた検討を進めてきました。以来、三十数回にわたり開催した会合では、飽食と食糧の無駄の問題、食品の安全性の問題、食糧の大量輸入と環境負荷の問題、農産物貿易の自由化と国内農業衰退の問題、子供の欠食・個食・偏食の問題など、食と環境を巡る問題を様々な観点から取り上げ、議論を重ねてきました。このブックレットは、これまでの「環境倫理の会」の活動の成果を取りまとめたものです。
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(目次)
- 第1章 スーパーに並ぶ食材の変化
- 第2章 食卓の変化
- 第3章 自給率低下の背景と向上策
- 第4章 環境倫理にもとる日本の食
- 第5章 食が人を育てる
- 第6章 食の安全性
- 第7章 提言-「日本の食卓を取り戻す」
環境と文明ブックレット3
「環境の世紀」を拓く―NPO法人となって―
NPO法人 環境文明21、2000年 NPO法人「環境文明21(旧称:21世紀の環境と文明を考える会)」の会報『環境と文明』に収録された加藤代表の巻頭言より16編を収録しています。 NPO法人 環境文明21 制度部会、1999年 NPO法人「環境文明21(旧称:21世紀の環境と文明を考える会)」内に設置された制度部会というグループが1997年秋から1999年春まで検討した飲料自動販売機に関わる環境問題について、その調査研究結果をまとめたものです。同会の会報『環境と文明』に掲載されたレポートの他、新たに部会メンバーが加筆修正、あるいは書き下ろしたものを収録しています。 21世紀の環境と文明を考える会、1998年 21世紀の環境と文明を考える会の会報『環境と文明』に収録された加藤代表の巻頭言より16編を収録しています。
定価 400円(税込、送料別)
(目次)
環境と文明ブックレット2
飲料自動販売機から見える環境問題
定価 700円(税込、送料別)
(品切れ)
(目次)
環境と文明ブックレット1
座して待つか、働きかけるか~21世紀の環境のために~
定価 250円(税込、送料別)(品切れ)
(目次)